いつもご覧いただき、ありがとうございます。
日本語で「におい」を表す漢字は
いくつかありますので、テーマに入る前に
ここで少しおさらいさせてくださいね。
美しいものの視覚表現から生まれた
「匂い」=よい香り
「大」の字はもともと「犬」を表す
「臭い」=好ましくないにおい
になります。
それでは内容に入ります。
「デキる人は良い香りがする。」
「いい男、いい女は良い香りがする」
などの言葉を聞きますよね。
たまに、「モテる香りを教えてください。」
とのご質問もいただきます。
どれも共通していることがありますので、
今回は「デキる人・モテる人の匂い 1」を
テーマにさせていただきました。
ココ・シャネルは
「香水はあくまでも清潔に香らなければならない。」
と言っています。
臭いを消すために香水が流行っていたヨーロッパでは画期的な考え方ですよね。
この考え方はシャネルNo.5が誕生したころなので、約100年前になります。
100年前の考え方ですが、
体臭や年齢臭、皮膚の匂いなど
最近の様々な研究からも、
科学的に理にかなっていると思います。
さて、
この「清潔に香らなければならない」という言葉。
香水や香りの魅力を発揮するための前提条件のように感じませんか?
そうです。「清潔」がキーワード。
ご自分の体臭はチェックされていますか?
汗をそのまま放置していませんか?
体臭にはいくつかの要因がありますが、「汗」もその中の1つです。
汗自体は匂いがほとんどないのですが、
皮膚に放置しておくと油や垢、菌などと混ざり、
分解・酸化して臭いとなります。
お風呂で体を洗い、
小まめに汗を拭きとって清潔にすることで、
肌の匂いをフラットに。
その状態で、香りを纏うと
ご自身の持つ魅力がさらに高まりますが、
体臭ケアを怠った肌の上に香りを纏うと、
なんとも言えない独特の「臭い」になります。
特に男性は女性よりも皮脂の分泌が活発なので、
肌を隅々までしっかり洗浄し、
小まめなケアがおススメです。
汗をかいたらウェットシートでも
タオルでもいいので、
放置せずに定期的に拭き取る。
(特に脇、耳ウラ、首筋、肩甲骨付近の背中、出来れば後頭部)
デキる人・モテる人のいい香りがする前提条件。
「肌の匂いをフラットに」
「いい匂い」の感じ方は人の嗜好もあるため、
難しいところもありますが、
「肌が清潔で臭くない人」は万人に受け入れられ、
簡単に始められます。
デキる人・モテる人のいい匂いを放つために必要な清潔な肌。
まずはご自分の体臭を意識し、改めてケアを見直してみませんか?